About us

Founding and History

人と人との縁を大事にしようというコンセプトのもと、「縁の会」として中田光太郎のプライベートコース受講生OBを中心に、2カ月ごとに平日の診療後に集まり、小さな規模で症例検討会を行なっていた。一時は開催場所を確保できず終息しかけるが、多数の復活を望む声に後押しされ、2014年4月体制を確立し、大阪、京都で交互に例会を行なう新生「EN(縁)の会」としてスタートを切った。2020年2月に「EN Tokyo」を設立し、関西だけなく東京でもスタートを切った。

Activity content

会員は卒業後間もない若手の先生から、色々と商業誌や学会で活躍されている先生まで幅広い。例会は2ヶ月ごとに大阪、京都で行われ、平日夜の開催にもかかわらず、様々な地域から参戦する猛者もいる。2019年4月からは、遠方から参加する会員の利便性を考え、全て大阪、2020年2月からは東京で開催することになっている。毎回教育講演とプレセミナーが基本となるが、その内容は多岐にわたる。ペリオ、エンド、保存修復、補綴、インプラント、矯正や自分が悩んでいる症例相談などもあり、他の歯科医師の意見やアドバイスを求めることもできる。

歯科医師だけなく歯科技工士の発表もあり、歯科医師の症例をラボサイドからの視点で学ぶこともできるため、大変勉強になる。毎回例会後には親睦会が催され、話題は歯科に限らず人間同士の熱いトークに華が咲き、気が付けば午前模様であることもある。
この会のもう1つのコンセプトとして、エビデンスを重要視している。2016年にはクインテッセンス出版株式会社から中田光太郎、木林博之監著による「エビデンスに基づいたペリオドンタルプラスティックサージェリー」を出版し、ペリオドンタルプラスティックサージェリーを習得したい先生方のバイブルとして、今なおベストセラーとなっている。2017年、2018年にはその手技を3Dイラストを用いてステップバイステップでわかりやすく解説した「3Dで見るペリオドンタルプラスティックサージェリー」天然歯編とインプラント・ボンティック編を出版し、こちらも大変好評である。

Future outlook

今後は、この会で得た知識、技術を歯科技工士、歯科衛生士を含むコデンタルスタッフと共有し、それを患者さんに還元すること。そして次の世代に伝えることにより新たなEN(縁)が生まれ、会員相互に歯科臨床力のベースアップをはかることが、われわれENの会会員にできる社会貢献であると考える。